このサイトの情報は、放射能汚染地からの避難の代替となるものではありません。
自己治癒力を高める 放射能汚染除去対策としての食生活
(この項目は、日本人の食生活に関して、より良く知識を持つ翻訳者が、ネイマン先生の指導の下、掲載いたしました。)
食生活の話の前に、まず考えて頂きたい事があります。あまりに当たり前過ぎて見落とされているかも知れませんが、放射能汚染から自己修復していける体というのは、免疫力が正しく働いている事が不可欠です。 例えば、ウィルス性の風邪が流行っている時、ウィルスと接触した人全員が風邪を引くわけではありません。 人間の体には自己治癒力が備わっています。 この自己治癒力が最大限に働いていると、あまり風邪を引かなくなり、もし引いたとしても早く治ります。
放射能汚染は、1年や2年で収束するものではありません。 食物連鎖系に入った放射性物質は、凝縮されて行き、どこからか人間やペットの口に入る事になります。 そのため、これからは、食生活だけではなく、自分の生活習慣をも見直して、健康な体を作って行く事が不可欠になります。
中部大学の武田先生のブログの内容の中で、私が非常に共感した事があります。 以下に、4月3日のブログエントリーから引用させて頂きます。
(前略)人間の細胞と放射線の関係を調べてみると、人間の細胞は修復力が強く、放射線でダメになってもすぐ修繕するからです。(中略)私は人間の細胞は放射線に対する防御に優れているので、そう簡単にやられないと思っています。でも、それは「免疫力が強く、栄養のバランスがとれて、休養が十分」という条件が必要です。(中略)もちろん放射線に被曝して体が痛むというのは、「病気」の一種ですから、できるだけ栄養を取り、休養を十分にとり、そして免疫力をつけることが放射線に対して体を守る一つの方法であることは間違いありません。
放射能汚染対策としての食事の目的は、次のようです。
1.体に適切な自然物質と栄養素を与えることにより、特定の臓器が放射性物質を吸収するのを防ぎ、その排泄を促す。 2.体内の酸化ストレスとフリーラジカルによる損傷を防ぐ。 3.体が組織修復とDNAを修復するために必要な栄養素を与える。
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